cv絆
特長
1. | 強固でかつ柔軟なかみ合わせ構造 |
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・製品どうしのかみ合わせによる連結構造です。 ・連結金具を使わないため、耐久性・施工性に優れています。 ・ヒンジ部は半円柱形状のため、不陸に対する追随性が良好です。 ・ヒンジ部はカーブ施工にも柔軟に対応できる形状です。 ・カーブ施工の最小径は法長の約7倍以上となります。 | |
2. | 従来の張りプロックより工費縮減が可能 |
・法肩から施工する場合は、基礎を作る必要がありません。 ・重ねて置くだけの施工なので水中施工にも対応できます。このため、仮設費の削減が可能となり 全体工費を縮減することができます。 ・従来通り、基礎を作り下から施工することも可能です。 |
3. | 周辺環境に調和した構造 |
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・Aブロックをメインに使用することで、約50%の植比率を確保し環境保全型護岸を構築します。空隙部に現地発生土を中詰めすることにより、施工前と変わらぬ生態系環境を創ることが可能です。 水中部分では空隙部分が魚類などの隠れ場所にもなり魚巣としての機能も十分です。 (植比率:植物が生息することが可能な表面積の割合) ・Bブロックをメインに使用することで、ブロックの表面意匠による護岸を創出します。この場合、雑草が生えにくく維持管理が容易な護岸を構築します。 ・cv絆は即時脱型枠です。流し込み製品に比べ明度が低いため、周囲との明度差が小さく、周辺環境に調和した護岸を構築します。「中小河川に関する河道計画の技術基準・国土交通省河川局」にも設計上の留意点として記載があります。 |
規格・寸法
●端部用1/2ブロックもご用意しています |
■規格寸法表
呼び名 | 参考質量 (kg) | 寸法(mm) | 中詰量 (m3/個) 参考 | m2当りの数量 | 吊金具 | |||||
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L | B | T | 参考質量(kg) | 中詰量(m3) | 使用個数 | |||||
350T | Aブロック | 323 | 1200 | 1000 | 350 | 0.116 | 368 | 0.132 | 1.14 | Vハンガー NV20×50TS 3点 |
Bブロック | 426 | 1200 | 1000 | 350 | 0.071 | 485 | 0.081 | |||
Cブロック | 334 | 1200 | 600 | 350 | 0.012 | – | 0.014 | |||
250T | Aブロック | 233 | 1200 | 1000 | 250 | 0.084 | 265 | 0.096 | 1.14 | |
Bブロック | 313 | 1200 | 1000 | 250 | 0.048 | 356 | 0.055 | |||
Cブロック | 254 | 1200 | 600 | 250 | 0.006 | – | 0.007 |
※㎡当りの数量はA・Bブロックをメインに施工する場合の数量です。
※ 中詰量は、製品天端面の1段下がったところまで投入した場合
施工図
■施工方法:上から施工の場合(下から施工することも可能)
■曲線施工について
曲線施工の場合、製品同士に隙間をもたせて施工することで対応します。
この時、連結ヒンジ部の凹部と凸部の重なりは、100mm以上重なるように施工して下さい。
内R、外Rそれぞれの場合の最小施工半径は下記表のとおりです。
設置段数 | 法長方向 製品距離 (m) | 内R 最小施工半径 (m) | 外R 最小施工半径 (m) |
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5段 | 3.4 | R20 | R15 |
10段 | 6.9 | R45 | R40 |
15段 | 10.4 | R70 | R65 |
20段 | 13.9 | R90 | R85 |
25段 | 17.4 | R115 | R110 |
30段 | 20.9 | R140 | R135 |
加入団体
- CV研究会