save
特長
道路周辺には、人々の生活している町や自然生態を形成している山林、水田や畑またそれに利用する溜池などが点在しており、道路路面上に降った雨水は排水路を経て、その溜池や河川といった公共用水域に流れています。経済の高度成長に伴って、交通量の増加と車両の大型化が進み、近年路面は様々な汚濁物によって汚れてきていると思われます。「save」はそのような問題を緩和し、環境改善に貢献することができます。
- 1.用途
- 路面排水の流出域に農業用溜池、清流及び油等の流出により多大な影響を及ぼす箇所の対策として利用していただけます。
- 2.施工性
- 箱形ブロックを上下に組み合わせる構造なので、運搬、据付が簡単に行えます。
- 3.適応性
- 法面、平地などほとんどの場所に設置可能です。また、降雨量、油貯留量、流域面積に応じた設計も可能です。
- 4.処理方法
- 水との比重差により沈殿および浮上分離する物理的浄化を基本とします。
- 5.効果
- 確認実験(摂南大学水工学研究室の指導)を行い、SSを含む汚濁物質で90%以上、油分の浮上分離では100%近くの処理能力が確認されています。
- 6.実績
- 道路を中心に全国に豊富な実績があります。
- 7.メンテナンス
- 年1回程度の清掃を基本としています。事故により流出した油を処理した後は、その都度清掃を行います。
- 8.経済性
- ブロックの標準化及び工場製作の利点を生かし、現場打ちより施工性の良い製品を安価に提供することが可能となりました。
typeの選定
加入団体
- Save研究会
Works施工事例
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